三宅:2019年7月29日(月)24時を回りました。
さぁ、早速メールを読んでいきたいと思います。
■ラジオ・ネーム:アサリ
私は普段、ソウルポップ系の曲をよく聴いているのですが、たまたま「 all for you 」を聴いてジャニーズがこんなテイストの曲も歌うんだ!と驚き、V6のデビューから最近の曲まで色々聞かせていただきました。様々なジャンルの曲を幅広く歌うV6に今ではすっかり虜になりました!先日のラジオでSIRUPさんと音楽をしたい。と健くんがお話ししたのを聴いて健くんの口からSIRUPさんの名前が出るとはとても驚きましたが、いつか実現して欲しいな。と思います!
三宅: そうなんだー、今まで聞いた事なかったんだ。「 all for you 」のおかげで初めましての人だよ。
■ラジオ・ネーム:りさ
先日健くんの誕生日のラヂオを聴いていると、なんと、SIRUPさんの曲が流れてびっくりしました.!!! 私はダンスを習っているのですが、レッスンでSIRUPさんのmaybeで踊ったことがきっかけに SIRUPさんの曲をよく聞くようになったからです。初めて聞いた時は、私の好きな曲調で、しかも名前が「maybe」健くんが手話で踊っていたあのmaybe。運命を感じました笑笑ぜひV6とSIRUPさんのコラボを見たいです!
三宅:SIRUPいいよなー。歌声がいいよね。あとは、メロウで甘いスイーツみたいな感じ。デザートを沢山食べさせられてるような、僕はすごく好き。SIRUPの楽曲で踊ったら最高にカッコいいと思うもん。めちゃくちゃ踊れる曲いっぱいあるから。いつかやりたいですね。この間さ、リキッドルームでライブがあったんだよ。行けなかったけど。KAWS:HOLIDAYに行ってたから。あの日にあったの。
とくむー(構成作家):あの日かー。雨がスゴかったですけどね、、、、
三宅:豪雨、ほんとに。富士山を背景に、KAWSの巨大なインスタレーションを観ながら皆でキャンプするみたいなやつなんだけど、まぁ、キャンプファイヤーとか見れて楽しいやつかと思ってたらさ、豪雨(笑)。もう皆びちょびちょ。そこまでなると思わなかったから軽装だったわけ。寒い寒い。帰りは凍え死ぬかと思ったもん。
はい、というわけで
「三宅健のラジオ」
■ラジオ・ネーム:えっちゃん
先日、トムサックス展に行きましたトムの作り出す世界観がとても秀逸で不思議な空間でした。健くんも行かれたようですが、健くんが感じたことなど、もしよろしければ教えてください!
三宅:良かったよねー、最高だったなー。やっぱトムサックス面白いよね。細部に彼のユニークさが詰まったててさ、本当に面白いなー。変態だよね(笑)あの人(笑)。なんかでも、茶道を真剣にトムが学んで、長い時間やってきて、日本人がやるのとアメリカ人がやるのって、やっぱり日本の「わび・さび」って外国人に理解されるのかって感覚ってあると思うんだけど、トムはそこをふまえた上での、トムサックス流っていうのを作り出してるって感じがして、茶道ってものに誠実に向き合った結果、行われているものだから、すごく彼の日本に対するリスペクトと茶道に対するリスペクトをちゃんと感じることが出来たし、宇宙になぞられたり、そこの発想力っていうのが、面白いなーって思った。
とくむー:茶道と宇宙ですからね。茶器にNASAって書いてあるんで。
三宅: でもさ、ある意味、盆栽もそうだし、茶道って日本の総合芸術だから、たとえば、もてなす亭主はさ、お茶のことに詳しくなければいけない、茶器のことに詳しくなければいけない、花にも詳しくなければいけない、そういうこと1つ1つの準備でお客様をもてなすわけだから、それを知っている人じゃないと振る舞えるものじゃないんですよ、お茶って。だから、そういう意味で、和の総合芸術なんだと思うんですけど、そこにアメリカ人であるトムサックスが、挑戦するって、結構難しいことだと思うんだけど。
でも、それは彼なりの解釈で、茶道ってものの、自由度を上げてるような感覚がするっていうかね。
とくむー:リスペクトがあるので、無礼な感じは無いですよね。
三宅:掛け軸にマクドナルドって書いてあったり(笑)、お茶菓子がオレオだったり(笑)、ヨウダのペッツが出てきたりとか、彼は工具メーカーのマキタが大好きだから、お茶を煎ずる茶筅がマキタの工具がくっついて電動で煎ずるとか(笑)、面白くて。で、これまでトムが作ってきたNASAって書いた茶器のアーカイブが、ばーって並んでるですけど、それって販売されてるものじゃなくて、過去の失敗作が並んでるんですよ。聞いた話なんだけど、元々茶器を作る時にネットか何かで購入した茶器に自分でNASAって書いたんだって。それを見た友人が、「おまえ、いろんなものを手作りでやってんのに、なんでこれだけ有りものを代用してんだよ」って言われて、じゃあ、全部自分で作ろうって思って、そこから手作りで茶器を作り始めたんだって。で、その失敗作を並べてあって、どんどん上手になっていくんだよね。
あと、展示を観てまわって、最後に映像を観れる場所があって、その映像が、下駄にNIKEのソックスを足袋代わりに履いてたりとかそういう、ちょいちょい面白いんだよね。展示もスピーカーに刀が乗っかってたり、小さいキティーちゃんがぶら下がってたり(笑)。ほんとに飽きないんですよ。
トムサックスの茶道に向き合う勤勉さと、でも、どっかこの人抜けてるんだろうな(笑)ってことを作品群から感じられて面白いよね。完璧じゃないことがまた愛嬌があって良くて、トムらしさが感じられて。子供が観ても楽しいですよ。あれを観た後の子供達がどんな夏休みの図工の宿題を作るのかなって(笑)、僕も子供の時にあれを観てたら、図工の宿題を何にしようかなってすごく考えると思うなぁ。面白いものを作りたいって思うと思うんだよね。トムが書く日本語のフォントも可愛いし、日本でいえば所さんぽいなって思った。細かさとか1つの物事に対する集中力と追求の仕方が。トムサックスと所さんを会わせたいよね。
とくむー:あの後、マキタ(電動工具メーカー)が欲しいなって思いましたもん。
三宅:だよね(笑)。イサムノグチのライトにマキタの工具がくっついてスタンドになってる作品があって、マキタといえば、僕の中では、トムサックスよりも滝沢秀明なわけですよ(笑)。イサムノグチのサイトを買ってきて、マキタの工具も買って、滝サックス(笑)に作ってもらえないかな。
とくむー:マキタってデザインとかカッコいいんですよね。
三宅:そうそう。マキタってフォントもカッコいいし、色合いもカッコいいし、置いてあるだけで絵になるもんね。トムは、あとカラーセンスがすごいからね。昔から使ってるオレンジと白のペイントってさ、工業用のカラーなんだって。もう展示は終わっちゃって観れないから、もっと早く皆さんにお知らせできれば良かったんですけど。いやー、面白かったですね。
■ラジオ・ネーム:まりすけ
わたしには3歳の息子がいるのですが、うたコンでパプリカを一緒に踊っているV6を見てからだんだんとハマってきているようで最近ではHONEY BEATがお気に入りなのか「〈笑って〜〉見たい!」とリクエストされ、音楽の日のHONEY BEATを毎日寝る前に一緒になって踊りながら見ています。来年になればきっとやってくるコンサート、ついに息子も参戦デビューかあ、と今か今かと待ちわびています!健くんの中でセットリストも出来上がっているとの事ですが、可能であれば……もし出来るのであれば……!息子の大好きなHONEY BEATをアンコール等のメドレーに入れるのではなくしっかりと(表現合ってるか分かりませんが……笑)歌って踊って頂けると私達親子は大変喜びます!!!笑
三宅: HONEY BEATねー。そうなんだよねー。分かるんだよー。でも、HONEY BEATは確率としては、メドレーじゃなくて、単体で入る可能性がある楽曲だと思いますけどね。やっぱり2年に1回とかになってきちゃってるんでコンサートは、その間もシングルをリリースして、カップリングも含めると4曲とかになるんで、曲が増えるんですよ。そうすると、コンサートをやるって時に沢山曲をやりたいとなると、どうしてもシングルがメドレーになるって事があって、自分達としては見せたい曲を優先するとそちちがメドレーになることもあるし、まぁ、難しい問題ですね。曲に恵まれてるって事はすごくありがたい事なんですけど。
かといって、僕たちのコンサートはMCを入れて、2時間から2時間半で終わらせられるって事を一応考えていつも構成しているので、3時間、4時間だと曲は消化出来るんですけど、観てる人も集中力が続きませんし、ダレてくるので、まぁ、せいぜい2時間ぐらいに納めるっていうのを僕らの理想としてやってるんですけど、その中で、自分達が持ってる良曲を、どうやって選ぶかっていうのは難しい問題ではあるんですけどね。
HONEY BEATは盛り上がる曲だし、まだぜんぜん分かんないですけど、単体として入ってくる可能性は十分にある曲だと思いますけどね。今からそんな風に楽しみにして頂いて嬉しいですよ。
〜♪ MUSIC〜
V6「HONEY BEAT」
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おやすミンチュー
2019年07月30日
2019年7月29日のラヂオ
posted by 三宅健のラヂオ at 01:00| 日記
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